せっかく買ったので、CONCENTRAの覚書きを書いとくことにしました。
タマにはマジメなアンプの説明をば。ww
まずは概要から・・・。
1996年発売のプリメインアンプで、プリアンプSynergyとパワーアンプModel 2をくっつけて製作した・・・と言われるプリメインアンプです。
JEFF ROWLAND社、初のプリメインアンプで、後にバージョンアップ版であるⅡも発売されました。
元になったSnergy,Model 2の価格を考慮すると、かなりの大バーゲン品・・・と言えるかもしれません。^^;
(初代,Ⅱ合わせて)1996年から2004年までの計8年間発売されたロングラン製品で、抜群の駆動力と音質でプリメインとしてはかなりの高額にもかかわらず、相当”売れた”製品です。
初期はスタンバイ機能がついておらず、ひたすら常時通電のアッチッチーなアンプでしたが、後に改善され、MUTEボタンを使用することにより、パワー部をスタンバイ状態にすることが出来るようになっています。
ちなみに、今でも初期CONCENTRAにスタンバイ機能の追加は可能で、大場商事で対応可能・・・と聞いています。
出力は、100W/ch@8オーム,150W/ch@4オームで、今のプリメインと比較すると普通ですが、拙宅で利用している、低能率で有名なCelestion SL700を問題なく駆動してくれていることを考慮すると、SP制御能力は非常に高いものがあると思われます。
100W以下の比較的小出力のアンプで、SL700を満足に駆動出来るアンプと言えば、私は他にSpectralのアンプくらいしか思いつきません。(まぁ、私のショボイ知識の中の話ですが・・・^^;)
これまた、しっかりとSPを制御してくれるアンプとして有名なのですが、SPの駆動力は出力だけでは決まらんよなぁ・・・と勉強になったアンプでもあります。^^;
最後に余談となりますが、私が初めて聴いたJEFFのアンプは、このCONCENTRAだったりします。
以来、憧れのアンプの一つでしたが、最近のJEFFのアンプでは少し薄まった感のある”色気”や”アツさ”みたいなものがあると感じています。
物量投入路線を離れ、ICEPowerモジュールを使用し始めてからのJEFFのアンプは、少し音質の傾向が異なってきており、個人的には、CONCENTRAやSynergy等が発売されていた”旧時代の”JEFFの音の方を好ましく思っています。
(モチロン、個人によって好みの差はあると思うので、”古い時代のJEFFの方が良い”なんて判断を下すつもりは毛頭ありません。)
本家サイトの製品情報はコチラから。
マニュアルもコチラから入手可能デス。
3 件のコメント:
さもえどの、こんばんわ・・・と言っても朝ですが(笑)
私が初めてジェフ(本人じゃなく製品)に出会ったのが、1989年の輸入オーディオフェアーでして、コンスメイト(プリ)とモデル1の組み合わせで、確かアヴァロンのアヴァターを鳴らしていたと思います。
コンスメイト(某オーディオショップに陳列してますねぇ)もモデル1も、作りは現行製品とは随分違い、プレス鉄板を組み合わせて
シューシを作ってました。クレルなどと同じ
感じ・・・・
モデル1はモスグレーの、ばばちぃ色で人気はイマイチでしたが、音は抜群に良かった記憶が有ります。あの低能率のアヴァターを軽々と鳴らしておりましたので確かです。
この頃はモトローラの石を使っており、いわゆる「ネチこい」音が特徴でモデル8SPまではジェフ独特のトーンがありましたね、さもえどのが指摘されたように、最近のジェフ
はICとパルス電源を使うようになり、線が細くなったような気がします。
さもえどの、↑のカキコ「匿名さん」になってますが、「杉ちゃん」です。
・・・で、追伸、パルス電源は、理論的には理想的なサプライなのですが、ノイズ(それも耳に感じない超高域で、大量に発生するのが、オーディオ域に影響を与えていると考えるのですが・・・如何でしょう。
あっ、杉ちゃんさんでしたか!!
まいど、コメントありがとうございます~~。m(__)m
初期のJEFFアンプには、まだ出会ったことがないんですよ~~。
タマ~にコンスメイトを見かけるくらい・・・。
個人的には、アンテナにひっかりまくってただけに、未だ気になりまくってます。ww
さて、パルス電源の話・・・。
電源の技術的話題については、バリバリ文系のドシロートですし、ムズカシー話は苦手なので、出来る範囲で・・・ということで。
勘違い等多々あると思いますが、ご容赦をば。m(__)m
ここでは、(多分、波形の話ではなく、)電磁波自体がノイズ源となってしまうことについて言及されてますよね!?
それについて、個人的には賛同できますよ。♪
電磁波吸収シートを電源ケーブルに巻くだけで、音が変わっちゃう話も聞きますし、各種機器のコネクタがアンテナ代わりになってノイズを拾っちゃうのを、シールドするコトによって回避出来ますしね。
ただ、この影響を一概に否定できない自分もいたりします。
その”ノイズ”も含めて、各種機器の”音色”が出来上がってる部分もあるんぢゃないかなぁ・・・と思ってみたり。^^;
だから、”ノイズも含め機器の設計者/調整者が想定している”環境において、”設計者の想定している”パフォーマンスを叩き出すんだと思います。
極論言うと、電源の理想化をすると、音は良くなるかもしれませんが、”設計者の想定している音”とは異なる音が出るんじゃないかと思ってます。
でも、最終的には、趣味の世界なので、”設計者の想定する音”より”自分が心地よい音”を求めちゃう自分がいますけど。www
・・・このあたりまで考えて、ワタシは考えるのやめて”ホドホド”にするコトにしています。^^;
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