2007/06/24

ESOTERIC 8N-PC8100試聴記

エラくご無沙汰なブログ更新です。最近仕事が忙しすぎて、ブログの文章一つ書く時間が取れないとは・・・・(T_T)

多分、一生に何回も使える機会がこないと思われるケーブルの一つがタイトルのケーブルです。
今回、僥倖に恵まれて、自宅システムに一瞬ですが組み込む機会に恵まれました。

1.5mで315,000円という凄まじい価格にかかわらず、限定250本があっという間に売り切れたという伝説のケーブルです。
この製品に使用されている8Nケーブルは生産が非常に困難で、もう2度と作られることはない幻の一品でもあります。

今でもまともな傷なしの中古品を入手しようとすれば、20万円は下らないのではないでしょうか・・・。

IECコネクターと電源プラグ、それぞれ単品でも発売されていましたが、各81,000円というこれまた”洒落にならない”価格で販売されてました。
最近の金属価格の高騰と、単体パーツの価格を考慮すると、今作ればいったいいくらになるのやら・・・^^;

まぁ、自分の所有物ではないので価格自慢をしても仕方ありません。
早速CDプレーヤーに接続してみました。

ちなみにCDプレーヤーはZIA FUSIONなので、明らかに釣り合いは取れていないでしょう。^^;
40万円のCDプレーヤーに30万オーバーのケーブル繋げて喜んでる輩はそういないに違いありません。(笑)

んで、バーンインもそこそこに音出しをしてみると、・・・・・”さすが”としか言いようがありません。
脱帽ですね・・・。

完全にCDプレーヤーのランクが上がってしまいます。
普段は自作品で一応そこそこのレベルのケーブルを使ってるつもりなのですが、変わり方が完全に別物です。

言葉で書いちゃうと月並みになるのですが、情報量が増え、一つ一つの演奏のニュアンスというか、雰囲気がより感じ取れるような感じです。

オーディオセットを使っていて、”良い音”で聴いた時には背中がゾクゾクする感覚があるのですが、その感覚が2倍になるような気がします・・・と書けば分かりやすいでしょうか・・・・・。
どこかのインプレに”弱音の表現力が優れている”と書かれていたと思うのですが、多分同じ意味合いになるのではないかと思います。

それでいて、どこかのバランスが崩れるわけでもなく、あくまで今まで自分が聴きなれたオーディオでの音に変わりはありません。
非常に完成度の高いケーブルと言えると思います。

蛇足ですが、普段はHighEndHose3.5+Wattagate 330+350という、一時期はネットを騒がせたパーツの組み合わせで作成したケーブルを使っています。
これはこれで筋肉質ながらも、力強く良い音のケーブルなのですが、8N-PC8100を使ってしまうと”ただの筋肉質ゴツゴツ系音質なケーブル”に成り下がってしまうところが悲しいです(T_T)

それから、このケーブルに難点を付けるとすれば、少々固めのケーブルなので取回しが難しいところでしょうか。
うちはケーブルがゴチャゴチャしているせいもあると思うのですが、接続には結構苦労しました。
まぁ、音を聴いてしまうとそんな難点はどこかへ行ってしまいましたが(笑)

いつか所有してみたい・・・出来れば2本セットでパワーアンプに使ってみたいケーブルですね。

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