久々に自分のオーディオシステムと向きあってみました。(←のっけからこのコメントもどうよ!?って思いますがw)
某所からネタが上がってきたので、今回はChikumaのTRC-15HPを再レビューするのが目的です。
比較対象はPS AudioのXPD1.8 Mk2。
ケーブルの変更対象はソース機器であるESOTERIC DV-50s。
使用したCDは、ダイアナクラールのルック・オブ・ラブと池田綾子のルナースープ。
今回はちょっと真面目に取り組んでて、全機器を4時間ほど暖めてから聴いたので、アンプのウォーミングアップによる音の出方の違いは考慮しなくてもよいかと思います。
先行はXPD 1.8Mk2で後攻がTRC-15HPです。
結果は・・・というと、音出し後、一聴で違いが分かりました。w
まず、壁コン交換によりドンシャリ傾向が強くなってた気がしてたんですが、XPD1.8Mk2からTRC-15HPに換えると、上下のきつさがサラッと収まってくれました。
それから、音数が明らかに違う。
解像度それから、音の透明感は確実に1ランク以上上がりました。
逆に中低域の押し出し感と力強さはXPD1.8 Mk2の方が上です。
ピアノの力強さなんかは、確実にXPD1.8 Mk2の方が上手く表現してくれますし、TRC-15HPの低域再現は少し緩めで柔らかな感じがします。
以前にTRC-15HPをレビューした時には、パワーアンプ(STASIS-2)に差し込んで試してたんですが、改めてソース機器で試してみるとSTASIS-2の良さの一部を殺してしまうような使い方だったように思います。
もともと、STASIS-2は駆動力と低域の力強さ・躍動感を表現するのが上手いアンプだと思うのですが、その美味しいところを相殺するような感じです。
余談ですが、前回のレビュー最後は”引き締まった低域”とか矛盾すること書いてますが、比較対象がオマケでついてきたケーブルなんで、そのへんは差っ引いて読んで下さいね^^;
以前にレビューした時と変わらない印象なのは、全体的に若干薄味系の音の出方をするとこでしょうか。
これはおそらくこの製品自体の音作りに依存しているものと思います。
で、最終的にどっちをDV-50sに差し込んだかっていうと、・・・・・TRC-15HP。
最後は低域の躍動感と音の全体バランスを秤にかけて、全体バランスを取ることにしました。
しばらくはこれでいってみま~す。(^^♪
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